Windows Vista Beta2

10 Jun

入れてみました。(unnoがプレッシャーをかけてきたからw)

インストーラとか、アイコンのデザインとかは新しい雰囲気の部分の中にまだ古い雰囲気の部分が残っていて、まだまだベータという印象。いままでなかったアイコンはきれいな新しい感じのアイコンだけど、OutlookExpressやネットワークといった以前からあるアイコンは古臭いまま。この辺は製品版では置き換わるだろうからまぁ別にいいだろう。

OSXを知っている人ならば、「一般的に見てWindowsのアイコンよりもMacのアイコンのほうがきれい」ということに同意してもらえると思うが、Microsoftはこの点をVistaで改善しようとしているように見える。きれいにしたい意図は感じられる。けど、やっぱり使いやすい色使いときれいな色使いというのは同じではないわけでそのあたりで苦慮しているような気がする。(個人的にはOSXは利便性よりもデザインを優先していると思っている)

インストールして、ログインしてみてまず思ったのは、「いろいろ変わってる」という点。コントロールパネルの各要素へのアクセス方法とか。なんとかセンターというのがたくさんあって、整理の仕方が変わっている。
もしかしたら、新しいユーザーにはこちらのインターフェースがいいのかもしれないが、多くの人が一度はWindowsPCを使ったことがあるであろう現状で、アクセス方法をいろいろ変えるのが適切かどうかは疑問に思う。ウィンドウの一番上にタイトルバーがあって、メニューが次に・・・という配置も柔軟に変える気でいるようで、「一般的なWindowsアプリならば使い方は一目瞭然」という形から離れていっているように思える。
オブジェクトが階層構造に配置されているという「整頓されているから探しやすい」というアプローチは完全に捨て去られたように見える。それよりも、「やりたいことをめざして適当にたどっていくといくつものパスから目的にたどり着ける」アプローチのようだ。このアプローチの転換は、MacOSの漢字Talk7だか8だかあたりに、同じフォルダを複数のウィンドウで開けるようになった時点から始まったと個人的には認識しているのだが、最近のWeb検索の普及に伴ってこのアプローチの転換が加速しているようだ。
※Web検索は完全に後者のアプローチ

さて、評価したいところ。フォントがとても見やすくなった。これは、ディスプレイドライバを入れてちゃんと表示された瞬間に改善に気づく。なんとなく文字のバランスが変だと思うことがあるのと、「み」の形に違和感があるような気もするが、全体としてはかなり見やすい気がする。英字と全角文字のバランスが取れている状態になったが、これは長年英字は横幅が小さい状態で使ってきたせいか、かなり違和感がある。これは慣れの問題だと思われるので、使い続けていれば気にならなくなるのかもしれない。

もう一点評価したいところは、ドライバがWindows Updateで導入できそうだという点。この機能はWindows Updateがはじまった時点から「ドライバも自動でアップデート」の試みはあったが、現実的にはほとんどのドライバはWindows Updateでは提供されてこなかった。今回、標準添付されていなかったx無線LANやパワーマネージメントのドライバをWindows Update経由で導入できた。このままうまく進んでくれれば、ドライバを簡単にアップデートできるようになるかもしれない。

OSXでは管理者権限が必要な部分で管理者パスワードを入力するダイアログが表示される。Vistaではより頻繁に(印象だけど・・・)これに類似のダイアログが表示される(ただし、確認ボタンを押すだけ)。

全体としてみて、確かに変わった。ただ、WindowsXPが出て5年経っていて、「これが5年分の進歩」といわれると、かなり寂しい気がする。まだ細かくは見ていないが、どの機能も2001年時点では想像できなかったというようなものではなく、今までサードパーティ製のソフトウェアで実現されていたものをOSに標準搭載したに過ぎないように見える。フラッシュメモリをディスクキャッシュで使う機能などは興味深いが、5年間というのはムーアの法則に従えば10倍以上の進歩が各方面であるはずだし、この5年のネットでの動きを考えれば、Vistaでの進歩がこれだけというのは残念に思う。

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