オセロ前夜

12 Aug

明日はオセロ大会。

OxelonやvsOthaは20代後半手まで定石通りに打つらしいNeothec3は定石にはほとんど当てはまらない。独特な学習形式のせいか、棋譜から直接的な影響は受けにくいっぽい。
これが吉と出るか凶と出るか?もし学習によって定石が記録されているだけなら、Neothec3が定石から外れた手を打つためNeothec3に対しては序盤は苦手ということになるだろう。しかし、もし本当に定石をその場で編み出しているとしたら、定石から外れる(すなわち悪手)を打つNeothec3は序盤は不利ということになるだろう。

評価関数に関しては、Neothec3は1段下なのでは?という印象を受ける。学習アルゴリズム,評価関数は一般的に使われているものに少し手を加えたものにしてみたが、結果としてあまりよくないようだ。着手可能数による評価は明らかにルールから導出されるものではない。これを評価関数に取り込むのはどうしても気が進まない。しかし、最善手を選ぶにあたってよい指標であるのは間違いないらしく、その結果Neothec3の評価関数は他者より1段下ということになってしまったようだ。

探索速度に関しては、Neothec3は比較的速い方だろう。それが評価関数の簡単さによるものなのか、ボード実装によるものなのか分からないが、前向き枝刈りがない状態で5分ゲームにおいて平均10手程度読める。

前向き枝刈りを採用しているのはNeothec3とvsOthaのみのようだ。枝刈りについては独自アルゴリズムCPCが比較的良く機能している。しかし、前向き枝刈りの効果はせいぜい2手程度であり、勝敗に対してどの程度影響を与えられるかは不明。

全体として、既存のアルゴリズムに独自の考えを加えてみた成果物という形になった。実験的な要素が多いため、不安な部分も多いがまぁ仕方ないだろう。

明日の試合では数をこなすわけではないので相当な力の差がない限り確実に勝つというのは無理だろう。しかし、独自に考案したアルゴリズムなどが他の研究された方法に匹敵する効能を持っている事が確認されればそれで満足といえば満足である。もちろん、試合会場で他のソフトに勝ってくれれば文句なしに喜ばしいが。

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